「イラク戦争」に即時停戦を呼びかける [4.12]講演集会のお知らせ
米英軍はついにバグダッド市内に侵攻を開始し、これから激しい市街戦が展開される状況となってまいりました。これまですでに相当数のイラク市民が戦争の犠牲となっていることは 、錯綜する情報の中からもはっきりと読み取ることができます。また、双方の兵士たちに、 特 にイラク側の兵士たちに、相当数の死傷者もでています。
こうしたなか、米英軍は「暫定政権」を含め戦争終結後のプラン作りを始めています。
この間日本政府は、ただひたすらアメリカに追随し、日本のイニシアティブをいっさい放棄したままです。そのようななか、「良心的軍事拒否国家日本実現の会」と「市民の意見・30関西」は次のような呼びかけを4月5日に行いました。 即時停戦を呼びかける
無駄に市民が死ぬ。殺される。殺戮と破壊を受けているのは、私たち市民だ。 平和を求める人類を攻撃する戦争当事者国よ、まず鉾をおさめよ。 アメリカとイギリスは「正義の戦争」を称してイラクを一方的に攻撃し、 イラクは「聖戦」の旗を掲げて抗し戦い、市民の殺戮と破壊はどこまでも続く。 私たちは、殺しあい以外のなにものをも生み出さない戦争の即時停止を、 人間の理性と常識に基づいて、訴える。 日本は、すみやかに国連に働きかけ、フランス、ドイツ、ロシア、中国と組み、 マレーシアなどアジアの「反戦」の国とともに、停戦を実現させることに力を尽くせ。 神の戦争などない。人間が戦争を起こす。人間だけが戦争をやめさせることができる。 私どもは、この「停戦の呼びかけ」を踏まえ、いま日本市民がなすべきことについて語り合いたいと思います。どうぞご出席ください。
■日時:2003年4月12日(土)18時30分〜20時30分 ■会場:カトリック麹町聖イグナチオ教会・聖ヨセフホール TEL:03-3263-4584 (JR四ッ谷駅及び地下鉄四ッ谷駅よりすぐ・上智大学の手前の大きな教会です)
■発話 大島孝一(キリスト者政治連盟委員長) 小田実(作家) 澤地久枝(作家) 中山千夏(作家)矢崎泰久(ジャーナリスト) 山口幸夫(原子力資料情報室共同代表・法政大学教授) 山村雅治(「良心的軍事拒否国家日本実現の会」事務局長)
【事務局・お問合せ先】 「9.11 声明」事務局 TEL:03-3372-4904
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