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1987 1988 >> |
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いろいろな人に出会い、いろいろな人と語りあい、いろいろな人と心を通わせて参りました。つつましやかなNさん。やんちゃ娘そのままのIさん。素敵なおばあちゃまの三人のOさん……まだまだおられます。おしゃれ上手のHおばさまに、ご夫婦いつも仲良しのIさん、Yさん、Uさん、Hさん……あねご肌のMさん、いつもお奇麗なFさん、そのほかそのほか、毎日まいにち数えきれないほどの優雅な方に接しさせて頂いております。 私どもの楽しみは皆様と交流させて頂き、かつ皆様方に朗らかに活発に交流して頂くことにございます。私どもも日々精進の身でございますが、メンバーとなられた皆様方のお変わりようは、その方によりましては目をみはるばかりのものがございます。 明るくなられ、お話し好きになられ、いっそうおしゃれになられた素敵な笑顔!…… 舞踏会。教養サロン。茶花を愛でる会。山村サロンコンサート。そして、国宝文楽鑑賞の楽しみ。どれにもこれにも、かけがえのないメンバーの方々の笑顔がございます。 私どもは、なによりも先人の偉大な文化遺産を大切に思い、文化・芸術の広大な庭に遊ばれる皆様方を大切に思います。より楽しく、よりヴァラエティに富んだサロンにさせて頂きたく存じますので、今後ともより一層の御指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 山村雅治
(主な催し物をとりあげました)
(各先生の敬称は略させて頂きました) 早いもので、昨昭和61年11月に山村サロンを開館させて頂いてから約1年、サロンメンバー制の催し物を本年4月に開始させて頂いてから半年の月日が過ぎました。 この間の日々、わたしどもスタッフは走りまわっているか転んでいるかのどちらかで、そそっかしさ故ご迷惑をおかけした点、うかつさ故いたらぬ点、点、点、点………ひれ伏しましてお詫び申し上げます。 とにもかくにも、こうした楽しい事業をなんとかここまで続けてこられましたのは、申すまでもなくサロンメンバーの方々のお力のお蔭でございます。改めましてお礼申し上げます。 きりのいいこの時期を選んで、会報を皆様にお届けすることに致しました。 この一年の山村サロンの記録です。今回は催しを列挙するのみにとどめましたが、次号からは、メンバーの皆様から原稿を頂きたく存じます。ぜひ奮ってお寄せ下さいませ。 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。また一人でも多くの方に私どもの楽しい輪にはいって頂きたく思いますので、どうぞお連れさまをご紹介下さいませ。 それでは時節柄くれぐれも御自愛下さいませ。またの催しでお目にかかることを心より楽しみにさせて頂いております。 昭和62年10月吉日 山村サロン一同
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1987年 10月 発行 著 者 山村 雅治 発行者 山村 雅治 発行所 山村サロン
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